敷地まわりの土木工事は、家の工事に比べて後回しにされがちです。ところが「雨のたびに玄関前が水浸しになる」「側溝の蓋がガタついて音がする」「車の出入りで舗装が割れてきた」といったご相談は、春日井市でも少なくありません。
ここでは、道路や側溝まわりの工事でお客様が見落としやすい点を、現場の側からお伝えします。
1. 水は敷地の中だけでは完結しない
もっとも多い誤解がこれです。
「うちの土地を平らにしたい」というご依頼は多いのですが、平らにした結果、水の逃げ場がなくなることがあります。逆に、勾配をつけた先が隣地だった場合、隣家へ水を流してしまうことになりかねません。
そのため現地調査では、敷地だけでなく周囲の道路がどちらへ傾いているか、最終的に水がどこへ集まるかまで確認します。少し手間はかかりますが、この確認を省くとあとで必ず問題になります。
2. 側溝は「蓋を替えれば直る」とは限らない
側溝のガタつきや音のご相談で、蓋(グレーチング)の交換だけをご希望される方がいらっしゃいます。しかし原因が側溝本体のひび割れや、下の路盤が沈んでいることにある場合、蓋を替えても数か月で元に戻ります。
逆に、本当に蓋だけの問題であれば、大がかりな工事は必要ありません。どちらなのかを先に確かめるのが正しい順番です。
公道か私道かで話が変わります
側溝や道路が公道の一部であれば、勝手に工事はできません。市への申請や道路占用の手続きが必要になります。ご自宅の前だからといって自由に触れるわけではないため、まず境界と管理者を確認します。
「これは市に相談すべき案件です」とお伝えすることもあります。工事をお受けするより、そちらのほうが早く解決する場合があるためです。
3. 舗装の割れは、表面だけの問題ではない
アスファルトのひび割れや沈みを見ると、表面を打ち替えれば済むように思えます。しかし多くの場合、原因はその下の路盤にあります。
- 締め固めが不十分だった
- 水が入り込んで路盤が流された
- 想定より重い車両が繰り返し通っている
下地を直さずに上だけ打ち替えても、同じ場所がまた割れます。少し費用はかかっても、原因の層まで手を入れたほうが結果的に長持ちします。
4. 工事車両が入れるかどうかを最初に見る
春日井市には、古くからの区画で道幅が狭い地域があります。前面道路が狭いと大型のダンプや重機が入れず、小型機材と人力での作業に切り替えることになります。
これは費用にも工期にも影響します。だからこそ、お見積りの前に必ず現地を見せていただくようにしています。図面や面積だけで金額をお出しして、あとから「入れませんでした」となるのが一番よくありません。
5. 近隣への配慮は工事の一部です
道路まわりの工事は、必ず近隣の方の通行に影響します。工事内容そのものと同じくらい、次のことを大切にしています。
- 着工前のごあいさつ
- 通行できない時間帯の事前告知
- 作業終了時の清掃
- 仮設の鉄板や誘導員の配置
お客様のご近所付き合いは工事が終わったあとも続きます。そこに迷惑をかけない進め方をするのが、施工する側の責任だと考えています。
まずは見せてください
ここまでお読みいただいて分かるとおり、道路・側溝まわりの工事は現地を見ないと何も判断できません。写真だけでも状況の見当はつきますが、正確なところは実際に伺ってからになります。
株式会社竹岡組は春日井市柏原町を拠点に、土木・造成・舗装・排水の工事を行っています。
- 一般建設業 愛知県知事許可(般-2)第74283号
- 産業廃棄物収集運搬業許可 第02300223089号
- 1級土木施工管理技士補 在籍
現地調査・お見積りは無料です。「これは工事するほどのことなのか」という段階でも構いません。
株式会社竹岡組
〒486-0913 愛知県春日井市柏原町5丁目392 コーポラス吉田102
TEL 0568-41-8848
コメント